ERP利用のメリット(1)

 2019.05.07  HOYAデジタルソリューションズ株式会社

スクラッチ開発と比べてERPを採用した場合のメリットを上げると以下の通りです。

  1. グローバル性:多言語・多通貨のシステムになっている。さらには、各国の法制度に対応したローカル機能も備わっている
  2. 機能変更の容易性:パラメータの設定変更で業務運用や管理方式の変更に対応できる
  3. 標準機能:標準機能やベンダー提供のテンプレート機能により、開発を行わなくても一応の業務機能が用意できる
  4. 企業全体の業務機能:業務機能も広い範囲で揃っている。導入後も業務機能範囲を広げることができる
  5. マスタの一元化:マスタ情報が一元管理される
  6. 業務間連携:自動連携業務間でリアルに情報連携がされるため再入力が不要
  7. マルチカンパニー:複数の会社を同じシステムで運用できる。さらには、会社間の取引情報連携が自動化される
  8. 導入期間の短縮:稼働までの期間が短い
  9. 導入コストの低減:導入費用を抑えられる
  10. 運用管理費用の低減:維持運用管理費用を抑えられる
  11. IT基盤への対応:IT基盤の技術進歩に合わせてシステムを継続利用できる

では、逆にデメリットは何でしょうか?
あまりありませんが、しいて上げると以下の点でしょうか。

  1. ユーザーの要件通りの機能とはならないケースがある
  2. パッケージライセンスの利用料金が掛かる
  3. 導入技術者の単価が高めである

 ERP導入企業においてERPのメリットを本当に実現できているのか疑問のケースも存在します。最近、ERP導入を中止したというプロジェクトの話をいくつか耳にしました。

 当初の予算想定を大幅に上回り、また、期間も延び延びとなり中止に至ったようです。

 上記(8)の導入期間の短縮や、(9)の導入コストの低減、が実現できていないのです。

 なぜ、ERPのメリットを実現できないのでしょうか?

 いくつかの理由が考えられますが、多くの場合、現行システムベースで要件を決めているのが原因ではないかと考えています。

 現行システムがスクラッチベース(オーダーメード)のシステムの場合に起きがちです。ユーザーの要件通りに作っていけるので、ユーザーは満足しています。それがERPになると今まで通りの使い勝手にならないため、アドオン開発での対応となってしまうからです。

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