グループ会社を含めた全社統制(1)

 2017.07.18  宮下

基幹業務システムの再構築を計画するに当たって、グループ会社を含めた全社としての基本方針を明確に定めて進めていくことが望ましいといえます。
企業グループトータルとしての生産性の向上や収益性

向上の観点や情報によるグループ経営の実現のためには、各社ごとの部分最適ではなく全体最適が必須だからです。

では、全体最適のためにはグループ全体統制としてどのような項目が必要になるのでしょうか?
弊社では、以下の事項が対象になると考えています。

(1) 業務の見直しと共通化

  • 業務プロセスの共通化
  •  
  • コードの統一化
  •  
  • システム機能の統一化

(2) システムの共通化

  • 適用パッケージの統一化
  •  
  • 企業グループとしての導入テンプレートの構築

(3) 運用保守の集約

(4) 情報統合方向イメージの策定

以降で順に各項目について説明していきます。

まず、(1)の業務の見直しと共通化について考えてみましょう。日本の親会社の各事業所、各海外拠点での業務プロセスとコード体系を統一化するとともに、基幹システムに担わせる機能を統一化することです。
複数の事業所・拠点を同時に検討してまとめていく方法もありますが進め方が難しく、基本となる事業所・拠点をまず決めてベースとなる考え方をまとめ、それらを次にシステム導入する事業所・拠点で改善して見直していき、順次、同様に改善していく進め方が現実的なのだと考えています。

コードの統一については、基本となる品目マスタ、顧客マスタ、仕入先マスタなどのコード体系をグループ全体で共通化していくことです。一気にグループ全体で共通化を進めることは現実的には難しく、基本となる体系をまずは決めて基幹システム再構築に合わせて順次、新しい体系に変更していくなどの進め方が現実的なのだと考えます。
ただ、各事業所・拠点のコードの追加・変更などを集約して管理していく体制作りを別途進めることが合わせて必要でしょう。

次回以降に渡って、残りの(2)、(3)、(4)についてお話しをします。

 

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