グループ会社を含めた全社統制(3)

 2017.08.01  宮下

情報統合方向イメージの策定について考えてみましょう。

究極の姿として、各事業所・拠点の情報を親会社本社に統合集約して、グローバル全体の状況がいつでも見られる状態の実現があります。 会計についての集約統合は連結会計にて実現できますが、会計情報のもとになる業務情報についても集約統合することで各事業所・拠点の経営の実態がわかるようになります。

具体的には、営業計画・受注情報、購買発注情報、生産計画・生産実績情報、在庫情報などを集約統合することです。
この実現にはコード(体系)の統一が必要となりますが、一気にコード統一ができなくても、まずは集約統合して各事業所・拠点の実態をつかみ、徐々にコードの統一を図っていくことも必要なのだと考えています。

コードの統一をどのように進めるかは種々の方法がありますが、まずは、どこまでのコードを全社で統一化し、どこまでは各事業所・拠点で自由に設定できるようにするかなど統一の考え方を決める必要があります。
顧客マスタや仕入先マスタについては、単一の企業だけでなく企業グループについても押さえておくことが必要になります。
品目マスタについては、製品はコードを統一化することは必須ですが、部品については、同じ部品モデルで複数の仕入先のものをどのように扱うかなどを決めることになります。

さらに、マスタ管理部署の明確化も必要となります。各事業所・拠点でのコードの登録や改廃の状況を集約する部署を設け、次にその集約部署で全社の登録や改廃を行うようにしていくなどが現実的なのではと考えています。

次回は、グローバル展開を進めるにあたっての具体的なポイントのお話しになります。

 

最新のクラウドERP、Microsoft Dynamics 365についての詳細はこちらから。

 

実演デモで学ぶ Dynamics 365 解説セミナー

RECOMMEND関連記事


RECENT POST「ERP」の最新記事


この記事が気に入ったらいいねしよう!