業務をERPに合わせる(1)

 2019.02.26  HOYAデジタルソリューションズ株式会社

 「ERPに業務を合わせる」という方針でERP導入を進めるとアドオン開発も減らせる可能性が高く良いのですが、進め方によってはうまく進まない場合もあります。

 多くのERP導入プロジェクトの基本方針に「ERPの標準機能ベースで業務改革を行う」、「ERPに業務を合わせて変革する」とか「ERPの標準機能を利用することを基本とする」などが掲げられますが、掛け声だけとなっている場合があります。

 経営層から方針が打ち出されても、要件定義フェーズで要件を決める段になると現場の担当者からは、「それでは業務が回らない」など、現状の業務のやり方の変更に強い抵抗にあうことがあります。方針が上位層から担当者にまで浸透していない、あるいは、浸透していてもこれは特別だという感覚で取り扱われるなどによります。

 経営層からの方針を徹底するにはどうしたら良いでしょうか?

 まずは、プロジェクトキックオフの場はもちろんのこと、月次のプロジェクト進捗会議などの場に経営層にも参加していただき、その場で経営層の方々から直接、話をしていただくようにすることです。

プロジェクトの目的・目標とそれを実現するための基本方針をプロジェクトメンバーに話していただいて、本気度をメンバー各位に対して示していただくことです。このようなことを種々の機会を通じて繰り返していただくことが必要となります。

目的・目標や基本方針を周知徹底することが基本ですが、それでも現場担当者の強い抵抗に合いなかなか標準機能の利用に導けないことがあります。

現場担当者の強い抵抗への対応については、次のように理詰めで説明することも必要です。
 ・手段は異なってもやりたい目的は達成できること
 ・標準機能を利用するほうがどのような点で良いのかを具体的に示すこと
 ・利用頻度を考慮して利用頻度が低いものは重要度が下がること
 ・他社事例で示すこと

 このような現場担当者との調整はERP導入ベンダーの担当者に頼らざるを得ない場合が多く、ベンダーの選定が重要になります。

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