企業グループの本社で稼動する基幹ERP(1層目のERP)と国内・海外拠点や子会社のビジネスニーズに合せた個別ERP(2層目のERP)を連携させる形態を採用する企業が増えています。この形態を2-Tier(2層)ERPと呼ぶこともあります。グローバルに事業を展開する場合の方式のひとつです。
1層目のERPとして、本社コーポレート部門でSAP ERP会計モジュールを利用し、海外拠点では、Dynamics 365を展開する方式はその代表例で、HOYAグループでも同様の方式を採用しています。
各拠点の個別ERP(2層目)のMicrosoft Dynamics 365 for Finance and Operations から基幹ERP(1層目)のSAPに会計仕訳連携が可能なソリューションです。
下図の構成で連携を実現しています。